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2024年5月の胃カメラ/大腸内視鏡の実績・今月は診療以外で大忙し!4つの難問

[2024.06.01]

 

5月の消化器内視鏡実績

5月のほんじょう内科の内視鏡実績は、胃カメラが94件、大腸カメラが61件でした。

 

今月は診療以外で大忙し!4つの難問

今月、私たちほんじょう内科には日常診療とは別の4つの難問が押し寄せてきています。2022年にクリニックを開業し、2023年は医療法人の設立、2024年は安定の年かと思っていたらそうではなかったようです。

一つ目は、マイナ保険証です。すでに運用をはじめていましたが、この春から医療機関に利用率を拡大するための取り組みが求められています。

二つ目は、診療報酬改定です。2年に1回の診療報酬改定はこれまで4月に行われていましたが、今回から6月に改訂が実施されます。月末ぎりぎりまで準備作業が続きます。

三つ目は、新札への対応です。7月3日より新紙幣の発行が始まります。間違いなく診療費自己負担を受け取りおつりをお返しするため、自動精算機の改修が求められています。

四つ目が、定額減税です。正しく計算してスタッフの給与に反映する作業は正直とても難しく感じています。

 

マイナ保険証

国が主導するマイナ保険証への移行キャンペーンが5月から始まっています。

従来の保険証は12月から新規に発行されなくなります。その後今まで使用していた保険証は期限が来たら使えなくなります。

マイナンバーカードの保険証利用については色々なご意見を耳にします。マイナンバーカードを持ちたくない、マイナ保険証を利用したくない、と思う気持ちを否定するつもりはありませんが、私たちのような保険医療機関は国が定めた制度とルールを守っていくのが本分です。ご不快な気持ちにさせることもあるかと思いますが、マイナ保険証のご案内は私たちがなすべき仕事としてキッチリと受付の際に行います。早めの切り替えにご協力をよろしくお願いいたします。

5月末にiPhoneにマイナンバーカードを搭載することを国とApple社が合意したとの報道を耳にしました。

さらに厚生労働省はマイナンバーカードを各医療機関の診察券としても使用できる未来を計画しているそうです。

ひと昔までは、医療機関を受診するためには、1)保険証、2)診察券、3)現金の三つを揃えて行くのが当たり前でした。

今、私が利用している歯科クリニックは診察券がスマホアプリになっていて、清算もスマホのタッチ決済ができるので、1)マイナンバーカード、2)スマホの二つでOKになっています。

近い未来には、マイナンバーカードがスマホに搭載され、そのマイナンバーカードが診察券の機能も持たせられるとしたら、スマホ一つで医療機関の受付会計を済ませることができるようになるのでしょう。クリニックの受診はスマホ一つあればOKとなったらとても便利になるかもしれませんね。

 

診療報酬改定

2年に1回の診療報酬改定はこれまで4月に行われていましたが、今回から6月に改訂が実施されます。月末ぎりぎりまで準備作業が続きます。

内科クリニックは今回の診療報酬改定で、診療の内容までアップデートすることが求められています。

糖尿病、高血圧、脂質異常症(コレステロール・中性脂肪)で定期通院している患者さんには、4カ月ごとに行動目標と達成目標を設定していくこととなりました。

ほんじょう内科では、看護師、事務スタッフ、管理栄養士と医師が協力してより良い疾患管理ができるよう、まずは疾患の診療について学習しなおすところから始め準備しています。

通院患者さんにはこれまでより少しだけお手間とお時間をいただくことがあります。より健康で充実した毎日となるように一緒に頑張りましょう。

 

新紙幣

7月3日から新紙幣が発行されます。

一万円札の肖像は渋沢栄一さん

五千円札は津田梅子さん

千円札は北里柴三郎さん

「近代医学の父」とされる北里柴三郎さんが肖像に選ばれたことは、医療人の端くれの私にとっても嬉しいことです。

私たちが毎日使う「円」の信頼性を保つのためには、最新の偽造防止技術が使われた紙幣の登場は必要不可欠なことかと思います。

一方で、自動精算機は改修が必要です。患者さんから正しく診察代金を頂戴してお釣りをお渡しすることは大事なことなのでしっかり対応していく予定です。

 

定額減税

6月支給分の給与から所得税の定額減税が始まります。

減税によってほんじょう内科のスタッフの給与手取り額が増えるのは喜ばしいことです。

ただ、正直なところ定額減税の制度をしっかり理解するのは私にとって難関です。そして仕方のないことですが「定額減税だけでも他の時期だったらなぁ」と心の中でぼやいています。

顧問税理士さんに助けを借りて、正しくスタッフの給与支給に反映させるよう準備しています。

 

まとめ

ほんじょう内科は、安心の消化器内科・内視鏡内科の医療サービスを提供するだけでなく、社会や制度の変化に対応してより快適に利用できるクリニックを目指して行きたいと考えています。

今後ともよろしくお願いいたします。

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