メニュー

2023年8月の胃カメラ・大腸カメラ~下痢がいつもの3倍?!

[2023.08.31]

今年の夏は本当に暑かったですね。

暑い季節に注意が必要な病気は?と訊かれると、「熱中症」が真っ先に思い浮かぶ方が多いでしょうか?

ほんじょう内科のような消化器科・胃腸科の専門医が、夏に注意する病気は「細菌性腸炎」がナンバーワンです。

気温が高い中に食品が放置されると、短時間のうちに細菌が増殖する可能性があります。

涼しい気候に慣れた私たち北海道民は、夏場の食品衛生管理について本州以南にお住まいの方より劣っているかもしれません。

ほんじょう内科でも今年の8月は「急な下痢」を訴えて受診された方がとても多かったです。細菌性腸炎を含む感染性下痢と診断した症例は今年4月が18例だったのに対し、8月は65例とおよそ3倍ありました。

ほんじょう内科のwebページには下痢の解説ページがありますが、このページの閲覧数は今年4月が66.9件/日、8月が187.1件/日で、こちらも3倍近い増加がありました。

つまり、今年の暑い気候のせいで8月はいつもの月のおよそ3倍お腹をこわす方が多かったと思われます。

9月も暑さが続く予報がでています。食品の取り扱いには注意してください。


消化器内視鏡の実績

ほんじょう内科の8月の内視鏡実績は、胃カメラが85件、大腸カメラが44件でした。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME